インターネット上でのビジネスを考えるときに必要なたった2つのポイント

インターネット上で行われているビジネスはたくさんあります。
特に中小企業では、ホームページ上での問合せ〜見積〜受注、といった基本形から、ECサイト、会員向けのコンテンツ販売などが鉄板ビジネスです。

しかし、残念なことに、道半ばでサービス終了してしまうものもたくさんありますよね。
それまでに投資した時間とお金は、回収できないまま、赤字で終了。
キャッシュフローがマイナスになり、月末の支払いが心配になってしまうかもしれません。
怖いですよね。

新しいサービスを立ち上げている最中は、当然ですが、失敗することのことを考えませんよね。
お客様の行列ができて、売上がばんばん立ち、利益も残るので、キャッシュフローがバンとよくなることを想像しながら、がんばります。

でも、実際には、イメージどおりに売上が立つことは滅多にありません。
それはなぜでしょうか。

インターネット上でのビジネスを考えるときに必要なたった2つのポイントをご説明します。
もう少し強くいうと、この2つを「最優先」に考える必要があります。
サイトのメニューや機能をどうすればよいかを考えるのは、3番目、4番目になります。

では、ご説明します。

インターネット上でのビジネスを成功させるポイントその1

誰がお金を支払ってくれるか、をよくよく考える。

このサイトの利用者が誰なのか。
このサイトでメリットを得るのは誰なのか。
このサイトで得た売上と利益はいくらなのか。
このサイトで得た利益の中から、いくら、税金として支払う予定なのか。

こうした、身も蓋もないのですが、現実的な数値を資料化することが最優先のポイントです。

新しいツールを開発するときには、どうしても機能、しかも新しい機能、に目が向いてしまうのですが、今の時代に、そうそう新しい機能は見つけることができません。そうではなくて、誰向けなのか、何に困っている人向けのツールなのか、をよくよく考えることが大切です。

昔の言葉でいう、マーケットイン、プロダクトアウトでいえば、マーケットインの発想で進める必要があります。

インターネット上でのビジネスを成功させるポイントその2

お金を支払ってくれる人は、どこにいるのか、をよく考える。

ポイントその1で、キャッシュポイントになりそうな人は特定できましたよね。
ポイントその2は、キャッシュポイントになる、お金を支払ってくれそうな人がどこにいるのかを探す、です。

マーケティングは、よく魚釣りに例えられますよね。
釣りたい魚はどこにいるのか。海なのか川なのか湖なのか。
場所を間違えると、当たり前ですが、釣れません。

それと同じで、このサービスを使いたい人がどこにいるのか、をきちんと見つけておく必要があります。異業種交流会なのか、名刺交換会なのか、地元の信用金庫の紹介なのか、それとも、昔の同級生なのか。。。

でも、これはほとんどの中小企業コンサルタントが言わない「不都合な真実」なのですが、本当は、「インターネット上でのサービス」を狙っているのであれば、PPC広告やSNS広告を使って、インターネット上にいる中小企業の経営者を狙う必要があります。

場合によってはSEO対策が必要かもしれない。従来の商習慣で見積、試作をするのではなくて「Web上で」見積、試作をするのであれば、従来とは異なる取り組みをする、というのが重要なんですね。

どのような機能を用意するか、というのはそのあとでも大丈夫です。

理由はいろいろありますが、結局は、本当のお客様に使っていただいて、そのお客様の声を聞かないと、お客様が必要としている機能が何なのかはわからないから、です。どうしても完璧にしあげてからリリースしたい、という気持ちになるのはよくわかりますが、そうしている間にも、キャッシュは垂れ流しになります。そうではなくて、70点、80点でもよいので、先にサービスをリリースして、お客様の声をきくほうが先です。

実は、全然求められていないサービスだったりする可能性もありますよね。
今では、時間の流れが加速しているので、着想してプロジェクト開始した時と、サービス開始するときでは、お客様の考え方がすっかり変わっている可能性もあるのですね。これまた月末の支払いができなくなるかも、というのと同じくらいの恐怖です。

デジタル=ネット、Webの世界では、正確な測定が可能です。ものづくりでミリ、マイクロ、ナノといった精度が大切なのと同じように、今日、何人がアクセスして、そのうち何人が発注したのか。こうしたことを毎日、測定して分析することがとても大切なのですね。

もちろん、利益がいくらなのかも即座にわかるのがメリットですよね。

長くなったので、まとめます。

インターネット上でのビジネスを成功させるポイント
その1
誰がお金を支払ってくれるか、をよくよく考える。

その2
お金を支払ってくれそうな人がどこにいるのかを探す。

こうしてまとめてみると、商売の大原則と変わらないですね。
場所がリアルかインターネットか、に変わっただけです。

ですが、インターネットに変わった、という点がとても重要です。
インターネットのメリットを最大限に生かすためのサービス構築のステップがあります。

当社では、中小企業専門のWebマーケティングサービスを行っています。
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